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★希少種・ハマナツメの楽園



ハマナツメの芽吹き。ハマナツメは夏芽と呼ばれるくらいゆっくりと芽吹きます。

枝のトゲトゲに似つかわしくない黄緑色のひ弱な葉が

夏を迎える頃にはこんなふうになります。この木は枝先に行くほど枝分かれが多くなり、トゲだらけの始末の悪い木なのですが、

ハマナツメとはクロウメモドキ科の落葉低木で、稀少種(今のところたくさん生えていて絶滅の恐れは無いが、生育環境の変化により絶滅の危険性がある種のこと)です。ヘんてこなかっこうの木でしょ、ところがこの木がどこに生えているかが問題なのです。

これは冬の良く晴れた風のない日に撮ったものです。

芦浜池の潮面に映ったハマナツメの群落です。そう、ハマナツメは芦浜池の回りにたくさん生え、りっぱな群落を形成しているのです。

ちなみに芦浜全体でハマナツメは979本生えています。

ハマナツメの英名はChrist's-thorn(最新コンサイス英和辞書に載っています)キリストのいばらの冠がハマナツメの枝で作られたからだそうです。芦浜のハマナツメについては日本環境学会の学会誌「人問と環境」で紹介されました。ハマナツメについてはもっともっとお知らせしたいと思っているのですが、適当な写真がありません。今年一年をかけて撮ります、どうぞ宣しく。





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